新Kindleアプリの保存先はどこ?AZW・amzn1・Calibreで読めない理由を完全解説
新しいWindows版Kindleアプリで本をダウンロードしたあと、「保存先がどこにあるのか分からない」「前のようなAZWファイルが見つからない」「フォルダの中にamzn1や.azw.resのような見慣れないファイルがある」と戸惑う人が増えています。
旧Kindle for PCでは、My Kindle ContentフォルダやAZW/AZW3ファイルを探して、Calibreなどで自分のKindle書庫を整理する方法がよく使われていました。しかし、新しいKindleアプリでは保存場所が深くなり、ファイル構成も変わっています。フォルダを見つけても、そこにあるファイルを旧版と同じ感覚で扱えるとは限りません。
この記事では、新しいKindleアプリの保存先、フォルダ内にあるAZW・amzn1.drm-voucher・.azw.res・.azw.md・.mbpV2などの意味、Calibreで扱いにくい理由、PDF・EPUBとして管理したい場合の対策を整理して解説します。

新しいKindleアプリの保存先はどこ?
Microsoft Store版の新しいKindleアプリを使っている場合、ダウンロードした書籍データは通常の「ドキュメント」フォルダではなく、Windowsアプリ用のPackagesフォルダ配下に保存されます。旧Kindle for PCのように、アプリ内設定から保存先を分かりやすく変更する画面は見当たりません。
主な保存先は次の場所です。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Packages\AMZNKindle.AmazonKindleReadingApp_m1sc522ngdk36\LocalState\Classic\Contentエクスプローラーで一つずつたどるのが面倒な場合は、キーボードでWin + Rを押し、次のパスを貼り付けて開くとアクセスしやすくなります。
%LOCALAPPDATA%\Packages\AMZNKindle.AmazonKindleReadingApp_m1sc522ngdk36\LocalState\Classic\Content補足:AppDataフォルダが表示されない場合は、エクスプローラーの表示設定で隠しファイルを表示してください。ただし、保存フォルダが見つかっても、そこにあるファイルを削除・移動・リネームすると、Kindleアプリ側で本を開けなくなる場合があります。
旧Kindle for PCと新しいKindleアプリの保存場所の違い
旧Kindle for PCを使っていた人ほど、新しいKindleアプリの保存方式には違和感を覚えやすいでしょう。旧版では、書籍データが比較的分かりやすい場所に保存され、AZW/AZW3ファイルを見つけやすい環境でした。一方、新しいKindleアプリでは、アプリ内部で管理する前提が強くなっています。
- 保存場所:旧Kindle for PCはMy Kindle Contentなど比較的見つけやすい場所に保存されることが多く、新しいKindleアプリはWindowsアプリ用のPackagesフォルダ配下に保存されます。
- 保存先の変更:旧版ではアプリ内設定から確認・変更しやすかった一方、新しいKindleアプリでは同じような保存先変更画面が見当たりにくくなっています。
- ファイル構成:旧版ではAZW/AZW3など1冊単位で扱いやすいファイルが見つかることがありましたが、新版では書籍本体、権限情報、リソース、メタデータなどが複数ファイルに分かれることがあります。
- Calibreでの管理:旧版は環境によって従来の方法で整理しやすかった一方、新版はファイル構成やプラグイン対応状況に左右されやすくなっています。
- PDF/EPUB変換:旧版はAZW/AZW3を前提にした説明が多いですが、新版では新しい保存形式に対応した方法を確認する必要があります。
公式アプリで読むだけなら、新しいKindleアプリに任せておけば問題ないケースがほとんどです。困りやすいのは、Kindle本を自分のPC上で整理したい、PDFやEPUBにして別のリーダーで読みたい、Calibreのような書庫管理ソフトに取り込みたい場合です。
フォルダ内にあるAZW、amzn1.drm-voucher、.azw.resとは?
Contentフォルダの中には、書籍ごとにB0……_EBOKのようなフォルダが作られます。その中を開くと、AZWのようなファイルだけでなく、voucher、リソース、メタデータ、読書位置に関係するファイルが一緒に保存されていることがあります。

- .azw:書籍データの中心ファイルとして見える場合があります。ただし、旧版のように単体で扱えるAZWとは限りません。
- amzn1.drm-voucher:権限情報やアプリ内部管理に関わるデータの可能性があります。電子書籍本文として開くファイルではありません。
- .azw.res:画像、ページ表示、リソース関連のデータと考えられます。単体でリーダーに入れても通常は読書用ファイルになりません。
- .azw.md:書籍に関するメタデータ関連のファイルと考えられます。本文ファイルとして扱わないようにしましょう。
- .mbpV2:読書位置、メモ、ハイライトなどに関係する可能性があります。不要に削除するとアプリ側の読書情報に影響する場合があります。
このように、新しいKindleアプリでは1冊の本が複数の関連ファイルとして管理されることがあります。フォルダ内にAZWファイルが見えても、それだけを取り出せば他の電子書籍リーダーで読める、という単純な構造ではない点に注意しましょう。
AZWファイルが見つかっても、そ���まま読めないことがある理由
新しいKindleアプリの保存フォルダでB0……_EBOK.azwのようなファイルを見つけると、「これをコピーすれば旧版と同じように使えるのでは?」と思うかもしれません。しかし、新しいアプリで保存されたAZWは、同じフォルダ内のvoucher、リソース、メタデータなどと組み合わせてアプリ内部で管理されている場合があります。

そのため、AZWだけを別の場所へコピーしても、ほかのリーダーや管理ソフトで正常に開けないことがあります。また、amzn1.drm-voucherや.azw.resを.azw、.azw3、.epubなどへリネームしても、通常の電子書籍ファイルとして使えるようになるわけではありません。
ファイルが見えることと、通常の電子書籍ファイルとして自由に扱えることは別です。新しいKindleアプリでは、書籍データがアプリ側の管理構造に組み込まれているため、旧Kindle for PC時代のAZW/AZW3ファイルと同じ前提で扱うと失敗しやすくなります。
Calibreで新しいKindleアプリの本を管理できる?
Calibreは、EPUB、PDF、DRMフリーの電子書籍、自作ドキュメントをまとめて管理するには非常に便利なソフトです。旧Kindle for PC時代には、ダウンロードしたAZW/AZW3ファイルをCalibreに取り込み、自分の書庫として整理していた人も少なくありません。
Calibre本体の基本機能やライブラリ管理、変換機能を先に確認したい場合は、Calibreの使い方・レビューも参考になります。
ただし、Kindle本をCalibreで扱う場合は、書籍ファイルの入手元、Kindleアプリのバージョン、ファイル形式、追加プラグイン、PC環境などに左右されます。環境によっては従来の方法で読み込めるケースもありますが、誰でも同じ手順で安定して再現できるとは限りません。

特に新しいKindleアプリでは、書籍本体、voucher、リソース、メタデータが複数ファイルに分かれて保存されるため、旧版のAZW/AZW3ファイルを前提にしたCalibre管理とは勝手が違います。コミュニティ製プラグインを併用する方法を調べる人もいますが、導入、設定、バージョン管理、エラー対応は自己判断になりやすく、Kindle側の仕様変更で突然使えなくなる可能性もあります。
DeDRMプラグインの導入方法や、旧Kindle for PC・新しいKindleアプリ環境で確認すべきポイントは、Calibre DeDRMプラグインの使い方で詳しく解説しています。
- Calibreで管理:EPUB、PDF、DRMフリー本、自作ファイルをまとめたい人向けです。ただし、Kindle本の扱いは環境やファイル形式に左右されやすくなります。
- コミュニティ製プラグインを併用:設定、検証、エラー対応を自分で行える上級者向けです。Kindleアプリや書籍形式の変更で動作が変わる可能性があります。
- BookFab Kindle 変換:Kindle本をPDF・EPUBとして分かりやすく変換したい人向けです。利用前に最新版へ更新し、製品ページやアプリ内案内で対応状況を確認しましょう。
電子書籍管理に詳しく、プラグイン設定やエラー調査に慣れている場合は、Calibre中心の管理も選択肢になります。ただ、より分かりやすい操作でPDF・EPUBへ変換したい場合や、Kindle側の変更に合わせて継続的に更新されるツールを使いたい場合は、専用ソフトを検討した方がスムーズです。
旧Kindle for PCが使えるうちに確認しておきたいこと
旧Kindle for PCをまだ使える環境がある場合は、新しいKindleアプリへ完全に移行する前に、自分のKindle書庫を一度確認しておきましょう。特に、Calibreで管理している本、PDF注釈アプリで使いたい本、仕事や学習で長く残したい本がある場合は、早めの整理がおすすめです。
- 旧Kindle for PCでよく読む本が開けるか確認する
- My Kindle Contentなど、旧版の保存フォルダを確認する
- Calibreで管理している書庫に不足や重複がないか確認する
- PDFやEPUBとして残したい本をリストアップする
- 新しいKindleアプリでも同じ本がライブラリに表示されるか確認する
旧Kindle for PC終了後のPC読書方法や、新しいKindleアプリへの移行手順は、以下の総合ガイドでも詳しく解説しています。
Kindle for PCは終了?PCでKindle本を読む方法と新アプリ移行・AZW保存対策
PDF・EPUBとして管理したい場合はどうする?
Kindle本を公式アプリで読むだけなら、新しいKindleアプリやKindle for Webで十分な場合があります。しかし、PDF注釈アプリでメモを書き込みたい、EPUB対応リーダーで文字サイズを変えながら読みたい、読み上げアプリと組み合わせたい、複数端末で自分の書庫として整理したい場合は、PDF・EPUB形式で管理する方が便利です。
ここで大切なのは、自分で購入した本を、自分の読書・学習・バックアップの範囲で扱うことです。変換したファイルの共有、配布、販売、アップロードなどは避け、利用する国・地域の法律やAmazonの利用規約を確認したうえで活用してください。
形式の選び方:PDFは注釈、資料整理、印刷用の管理に向いています。EPUBは文字サイズやレイアウトを変えながら読みたい場合に便利です。マンガや固定レイアウト本、日本語の縦書き本では、変換後の表示を確認しながら形式を選びましょう。
BookFab Kindle 変換なら、Kindle本をPDF・EPUBで管理しやすい
BookFab Kindle 変換は、Kindle本をPDF・EPUBなど扱いやすい形式に変換したい人向けの専用ソフトです。Calibreのような汎用の電子書籍管理ソフトとは異なり、Kindle本の変換作業を分かりやすい流れで進められるため、複雑なプラグイン設定やエラー対応に時間をかけたくない人に向いています。
Kindle側の保存形式や暗号化方式は今後も変わる可能性があります。BookFabはこうした変更に合わせて継続的にアップデートされるため、旧Kindle for PCに依存した方法が使いにくくなった後でも、最新のKindle環境に合わせた変換方法を利用しやすくなります。現在も新しいKindleアプリへの対応更新が進められており、ユーザーが「読み込めない」「変換できない」という状況に取り残されないよう、最新環境への対応を強化しています。
- 主な用途:Calibreは電子書籍ライブラリ全体の整理に向いており、BookFab Kindle 変換はKindle本をPDF・EPUBへ変換したい場合に向いています。
- 変換の分かりやすさ:Calibreは環境や追加設定に左右されやすく、BookFabは変換作業を専用画面で進めやすいのが特徴です。
- 新形式への追従:Calibreでは本体・プラグイン・書籍形式の対応状況を自分で確認する必要があります。BookFabはKindle側の変更に合わせて継続的にアップデートされます。
- 初心者向け:Calibreは設定やトラブル対応に慣れた人向きで、BookFabは複雑な設定を避けたい人にも使いやすい構成です。
- 出力形式:Calibreは取り込めるファイルや設定に依存しますが、BookFabではPDF・EPUBなど扱いやすい形式を選びやすくなっています。

- Kindle本をPDF・EPUBなど扱いやすい形式へ変換
- 最新のKindle保存形式・暗号化方式に継続対応
- 新しいKindleアプリ環境への対応アップデートを進行中
- 縦書きの日本語書籍でもレイアウトを保ちやすい
- 読み上げアプリやPDF注釈ツールと組み合わせやすい
BookFabでKindle本をPDF・EPUBに変換する流れ
BookFab Kindle 変換を使う場合は、まずソフトを最新版に更新し、製品ページやアプリ内の案内で新しいKindleアプリへの対応状況を確認しましょう。旧Kindle for PCと新しいKindleアプリでは保存方式が異なるため、古い手順のままローカルフォルダだけを指定しても、対象の本がうまく表示されない場合があります。
新版対応のポイント:新しいKindleアプリでは、従来のAZWファイルをローカルフォルダから読み込む方式とは異なる処理が必要になる場合があります。利用前にBookFabを最新版へ更新し、画面の案内に沿って書籍を読み込んでください。
BookFab Kindle 変換をPCにインストールし、すでに利用している場合も最新版へ更新してから起動します。Kindle側の仕様変更に対応するため、古いバージョンのまま使わないようにしましょう。

画面の案内に従って、変換したいKindle本を読み込む準備をします。旧Kindle for PCで保存した本を使う場合と、新しいKindleアプリ環境の本を扱う場合では、必要な操作が異なることがあります。

BookFab上に書籍が表示されたら、変換したい本を選びます。表示されない場合は、利用中のKindleアプリの種類、ログインしているAmazonアカウント、対象書籍の対応状況を確認してください。


読みたい端末やアプリに合わせて出力形式を選択します。PDFは注釈や資料管理に便利で、EPUBは文字サイズや表示を調整しながら読みたい場合に向いています。


処理が終わったら、出力フォルダを開いてPDFやEPUBファイルを確認します。変換後のファイルは、自分のPC、タブレット、対応リーダー、PDF注釈アプリなどで管理できます。


PDF変換後も、縦書き・文字配置を保ちやすい
Kindle本をPDFとして保存する手順や、Calibre・BookFab・Epuborなどの方法を比較したい場合は、Kindle本をPDFに変換する方法もあわせて確認してください。
よくある質問
新しいKindleアプリの保存先は変更できますか?
旧Kindle for PCのように、アプリ内から保存先を自由に変更する設定は見当たりにくくなっています。Microsoft Store版では、Windowsアプリ用のPackagesフォルダ配下に保存されるのが基本です。
ContentフォルダのAZWファイルをそのままCalibreに入れられますか?
環境によって挙動は異なりますが、新しいKindleアプリのAZWは複数ファイル構成の一部として保存されている場合があります。旧版のAZW/AZW3と同じように必ず読み込めるとは限りません。
amzn1.drm-voucherファイルは電子書籍ですか?
通常の電子書籍本文ファイルではありません。権限情報やアプリ内部管理に関わるデータと考えられるため、電子書籍リーダーで開いたり、拡張子を変更したりしないようにしましょう。
.azw.resや.azw.mdは削除してもいいですか?
削除はおすすめしません。これらは画像、表示用リソース、メタデータなどに関係する可能性があり、削除するとKindleアプリで本を正常に開けなくなる場合があります。
CalibreでKindle本を管理する方法はまだ使えますか?
Calibreは電子書籍管理には便利ですが、Kindle本の処理はファイル形式、Kindleアプリのバージョン、追加プラグイン、PC環境に左右されます。特に新しいKindleアプリでは、旧版と同じ方法が安定して使えるとは限りません。
BookFabは新しいKindleアプリに対応していますか?
BookFab Kindle 変換は、新しいKindleアプリ環境への対応更新を進めています。利用前にソフトを最新版に更新し、製品ページやアプリ内の案内で最新の対応状況を確認してください。
旧Kindle for PCが使えなくなったら、保存済みの本はどうなりますか?
すでにPC内に残っているデータがすぐに消えるとは限りませんが、旧アプリの終了後はログイン、同期、再ダウンロード、ライセンス確認などが正常に行えなくなる可能性があります。必要な本は早めに整理しておくと安心です。
まとめ
新しいKindleアプリでは、Kindle本の保存場所がWindowsアプリ用フォルダの奥に変わり、旧Kindle for PCのように分かりやすい保存先や単体のAZW/AZW3ファイルを前提にしにくくなっています。フォルダ内にAZWファイルが見えても、amzn1.drm-voucher、.azw.res、.azw.md、.mbpV2などの関連ファイルと一緒に管理されている場合があります。
Calibreは電子書籍管理に便利ですが、新しいKindleアプリのファイル構成では、環境やプラグイン設定に左右されやすくなります。旧Kindle for PCが使えるうちに書庫を整理し、今後PDF・EPUBとして安定して管理したい場合は、BookFab Kindle 変換のように最新のKindle環境へ継続対応する専用ツールを活用すると、自分の読書環境を作りやすくなります。



