新Kindle for Windowsの保存先はどこ?確認・変更方法と本が見つからない時の対処
新しいKindle for Windowsで本をダウンロードしたあと、「Kindle本の保存先がどこか分からない」「ダウンロードした本が見つからない」「保存場所を変更したい」と困ることがあります。
現在のKindle for Windowsでは、設定の「ファイルストレージの管理」から現在のコンテンツフォルダーを確認でき、「フォルダーを変更」から保存先を変更できます。保存先を変更していない場合は、Windowsアプリ用のPackagesフォルダ配下が使われるのが基本です。
この記事では、現在使われている保存先を最短で確認する方法、Packages配下の既定パスをWin + Rで開く方法、本が見つからない時の確認手順、旧Kindle for PCとの違い、AZW・amzn1.drm-voucher・.azw.resなどのファイル構成まで、新しいKindleアプリの現在の仕様に合わせて解説します。
- 現在の保存先:Kindle右上の設定から「ファイルストレージの管理」を開き、「現在のコンテンツフォルダー」を確認します。
- 保存先を変更:同じ画面の「フォルダーを変更」から別の保存先を指定できます。
- 既定の保存先:変更していない場合は、通常
%LOCALAPPDATA%\Packages\AMZNKindle.AmazonKindleReadingApp_m1sc522ngdk36\LocalState\Classic\Content配下です。 - Win + Rで開く:上のパスを貼り付けてEnterキーを押すと、既定フォルダへ直接アクセスできます。

新しいKindleアプリの保存先を確認・変更する方法
現在のKindle for Windowsでは、右上の設定(歯車アイコン)→「ファイルストレージの管理」から、今そのPCで使われている「現在のコンテンツフォルダー」を確認できます。保存先を変更したい場合も、同じ画面の「フォルダーを変更」から設定できます。

- Kindle for Windowsを開き、右上の設定(歯車アイコン)をクリックします。
- 「ファイルストレージの管理」を開きます。
- 「現在のコンテンツフォルダー」に表示されているパスを確認します。
- 保存先を変更する場合は「フォルダーを変更」をクリックし、画面の案内に従って新しいフォルダーを指定します。
保存先を変更していない場合、ダウンロードした本は通常の「ドキュメント」フォルダではなく、Windowsアプリ用のPackagesフォルダ配下で管理されます。主な既定パスは次の場所です。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Packages\AMZNKindle.AmazonKindleReadingApp_m1sc522ngdk36\LocalState\Classic\Content既定フォルダを直接開く場合は、Win + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のパスを貼り付けてEnterキーを押します。
%LOCALAPPDATA%\Packages\AMZNKindle.AmazonKindleReadingApp_m1sc522ngdk36\LocalState\Classic\Content既定パスで本が見つからない場合:保存先を変更済みの可能性があるため、まず「ファイルストレージの管理」で現在のコンテンツフォルダーを確認してください。既定パス自体を開けない場合は、%LOCALAPPDATA%\Packages\まで開き、AMZNKindle.AmazonKindleReadingApp_で始まるフォルダを探します。パッケージ名は配布形態やアップデートによって変わることがあります。
保存先は手動で移動しない:保存場所を変える場合は、Kindleアプリ内の「フォルダーを変更」を使ってください。Contentフォルダや書籍ごとのフォルダをエクスプローラーで移動・リネームすると、Kindleアプリがデータを正常に認識できなくなる原因になります。
Contentフォルダの下では、書籍データが書名ではなくB0……_EBOKのような識別子を含む名前で保存されることがあります。そのため、本のタイトルで検索しても見つからない場合があります。
ダウンロードしたKindle本が見つからない時の確認方法
保存先を開いても目的の本が見つからない場合は、次の順番で確認してください。ライブラリに表紙が表示されているだけでは、PCへのダウンロードが完了したか判断できません。
- 現在のコンテンツフォルダーを確認する:設定→「ファイルストレージの管理」を開き、実際の保存先を確認します。保存先を変更済みの場合、既定のPackages配下には対象本がないことがあります。
- Kindleアプリで対象の本を開く:表紙だけで判断せず、本文が表示できるところまで開いてダウンロードを完了させます。
- Amazonアカウントを確認する:本を購入したアカウントと、Kindleアプリにサインインしているアカウントが同じか確認します。
- 旧版の保存先と混同していないか確認する:新しいアプリの本は、旧Kindle for PCの「My Kindle Content」とは別の場所で管理されます。
- AppDataを表示する:既定のPackagesフォルダを直接確認する場合、AppDataが見えなければエクスプローラーの「表示」から隠しファイルを表示します。
- 同期してから再ダウンロードする:Kindleアプリを同期し、それでも見つからない場合は対象本を端末から削除して再度ダウンロードします。
Contentフォルダ内では、書名ではなくB0……_EBOKのような識別子で管理されることがあります。更新日時やフォルダ内のファイルを確認すると、直前にダウンロードした本を絞り込みやすくなります。
サインアウトは最後の手段:Kindle for Windowsからサインアウトすると、PCにダウンロード済みのコンテンツが削除され、端末登録も解除される場合があります。保存先を確認したいだけなら、先に保存フォルダー・同期・アカウント・再ダウンロードを確認してください。
旧Kindle for PCと新しいKindle for Windowsの保存場所の違い
旧Kindle for PC(Legacy Kindleアプリ)は2026年6月30日にサポートが終了しています。旧版のMy Kindle Contentと、現在のKindle for Windowsで使われる保存先・ファイル構成は同じではありません。
| 項目 | 旧Kindle for PC | 現在のKindle for Windows |
|---|---|---|
| 主な保存場所 | My Kindle Content | Packages配下のContent、またはアプリで指定した保存先 |
| 保存先の確認・変更 | 旧版の設定から変更 | 「ファイルストレージの管理」から確認・変更 |
| ファイル構成 | AZW/AZW3を中心に説明されることが多い | 書籍本体、voucher、リソース、メタデータなど複数ファイルで管理される場合がある |
| Calibreでの扱い | 旧形式を前提にした情報が多い | AZWだけを取り出しても正常に扱えるとは限らない |
- 旧版で保存したAZW/AZW3がMy Kindle Contentに残っているか確認する
- 新しいKindleアプリの「現在のコンテンツフォルダー」と混同しない
- 旧版のファイルと新アプリの関連ファイルを同じ前提で扱わない
- 必要な本は現在のKindle for Windows側でダウンロード状態を確認する
旧Kindle for PC終了後のPC読書方法や、新しいKindleアプリへの移行については、旧Kindle for PC終了後にPCでKindle本を読む方法で詳しく解説しています。Kindleアプリや端末、Kindle for Webを含む基本的な使い分けは、Kindleの使い方完全ガイドも参考にしてください。
フォルダ内にあるAZW、amzn1.drm-voucher、.azw.resとは?
Contentフォルダ内では、1冊の本が複数の関連ファイルで管理されることがあります。B0……_EBOKのような名前の書籍データ周辺には、AZW、voucher、リソース、メタデータなどが並びます。

先にファイル名拡張子を表示しておく
Windowsで拡張子が非表示になっている場合は、エクスプローラーの「表示」→「表示」→「ファイル名拡張子」をオンにしてください。.azwと.azw.mdは別のファイルなので、拡張子が見えないまま選ぶと本体と関連ファイルを取り違えやすくなります。
- .azw:書籍本体側のデータとして保存されるファイルです。新しいKindle環境では関連ファイルやDRM管理と組み合わせて使われるため、旧版のAZW/AZW3のように単体で利用できるとは限りません。
- amzn1.drm-voucher:DRMの権限・ライセンス情報に関わるvoucherファイルです。電子書籍本文として開くファイルではありません。
- .azw.res:画像などの表示用リソースを収めるリソースコンテナとして使われます。単体では通常の読書用ファイルになりません。
- .azw.md:書籍のメタデータを保持する関連ファイルです。本文ファイルとして扱わないようにしてください。
- .mbpV2:読書位置、メモ、ハイライトなどの読書情報に関係する場合があります。不要に削除すると、アプリ側の読書情報に影響する可能性があります。
これらのファイルを個別に削除・移動・リネームすると、Kindleアプリで本を正常に開けなくなる原因になります。保存場所を確認するだけなら、フォルダ構成はそのままにしておいてください。
AZWファイルが見つかっても、そのまま読めないことがある理由
新しいKindleアプリの保存フォルダでB0……_EBOK.azwのようなファイルを見つけても、それだけをコピーして旧版と同じように扱えるとは限りません。現在のKindle環境では、AZW本体側のデータとvoucher、リソース、メタデータなどが組み合わせて管理される場合があります。

そのため、AZWだけを別の場所へコピーしても、ほかのリーダーや管理ソフトで正常に開けないことがあります。また、amzn1.drm-voucherや.azw.res、.azw.mdの拡張子を.azw、.azw3、.epubなどへ変更しても、通常の電子書籍ファイルになるわけではありません。
「ファイルが見えること」と「通常の電子書籍ファイルとして自由に扱えること」は別です。新しいKindleアプリの保存データを旧Kindle for PC時代のAZW/AZW3と同じ前提で扱うと、読み込みに失敗しやすくなります。
KFXやKFX-ZIP、KFX Inputとの関係まで確認したい場合は、KFX・KFX-ZIPファイルの仕組みを参照してください。
Calibreで新しいKindleアプリの本を管理できる?
CalibreはEPUB、PDF、DRMフリーの電子書籍や自作ドキュメントの整理には便利ですが、新しいKindleアプリでダウンロードした本は、保存フォルダからAZWだけを選んでも安定して取り込めるとは限りません。保存場所の確認と、ファイル形式・追加ツールの確認は分けて考える必要があります。
本ページでは保存先とファイル構成の確認までに留めます。Calibre本体の使い方はCalibreの使い方・レビュー、DeDRMプラグインや現在のKindle環境での確認事項はCalibre DeDRMプラグインの使い方、KFX系ファイルについてはKFX・KFX-ZIPの解説で確認してください。
PDF・EPUBとして管理したい場合はどうする?
Kindle本を公式アプリで読むだけなら、保存フォルダのファイルを操作する必要はありません。一方、対応する書籍をPDFやEPUBとして別の読書環境で管理したい場合は、AZWやvoucherなどを手作業でリネームするのではなく、現在のKindle環境に対応した方法を選んでください。
利用上の注意:購入済み電子書籍でも、DRMなどの技術的保護手段を回避して複製する行為は、私的利用だから必ず適法というわけではありません。利用する国・地域の法律、Amazonの利用規約、書籍ごとの条件を確認してください。
BookFab Kindle 変換は、対応するKindle本をPDF・EPUBなどへ変換するための専用ソフトです。保存フォルダ内の関連ファイルを一つずつ選び直すのではなく、BookFabのKindle画面から対象書籍を確認できます。

- 新しいKindleアプリでダウンロードした対応書籍を読み込み
- PDF・EPUBなど用途に合う形式を選択
- 保存フォルダ内の関連ファイルを手作業で選び直す必要を減らせる
- 無料試用で最大3冊まで全文変換を確認可能
Kindle本をPDFとして保存する方法は、Kindle本をPDFに変換する方法で詳しく解説しています。EPUBとして管理したい場合は、Kindle本をEPUBに変換する方法を確認してください。
よくある質問
新しいKindle for Windowsでダウンロードした本はどこに保存されますか?
まず設定の「ファイルストレージの管理」を開き、「現在のコンテンツフォルダー」を確認してください。保存先を変更していない場合は、通常%LOCALAPPDATA%\Packages\AMZNKindle.AmazonKindleReadingApp_m1sc522ngdk36\LocalState\Classic\Content配下が使われます。
新しいKindleアプリの保存先は変更できますか?
はい。Kindle for Windowsの設定から「ファイルストレージの管理」を開き、「フォルダーを変更」を選ぶと保存先を変更できます。エクスプローラーでContentフォルダを手動移動するのではなく、アプリ内の機能を使ってください。
Packagesフォルダを開いてもKindle本が見つからないのはなぜですか?
保存先を変更済み、対象本のダウンロードが未完了、別のAmazonアカウントでサインインしているなどの可能性があります。まず「ファイルストレージの管理」で現在の保存先を確認し、その後に本を本文まで開いてダウンロード状態を確認してください。
My Kindle ContentとPackages配下のContentは何が違いますか?
My Kindle Contentは旧Kindle for PCで使われていた代表的な保存場所です。現在のKindle for WindowsではPackages配下のContent、またはアプリで指定した別フォルダーが使われます。旧版と新版のファイルを同じ前提で扱わないようにしてください。
amzn1.drm-voucherや.azw.resは電子書籍本体ですか?
いいえ。amzn1.drm-voucherは権限・ライセンス情報に関わるファイル、.azw.resは画像などの表示用リソースに関わるファイルです。単体で通常の電子書籍として開くものではありません。
保存フォルダのAZWをそのままCalibreへ追加できますか?
必ずしも正常に扱えるとは限りません。新しいKindle環境ではAZWが複数の関連ファイルと組み合わせて管理される場合があり、KFX系データでは追加ツールや環境確認が必要になることがあります。詳細はCalibre・DeDRM・KFXの各専用記事を確認してください。
まとめ
新しいKindle for Windowsでダウンロードした本の保存先を確認するなら、まず設定→「ファイルストレージの管理」を開き、「現在のコンテンツフォルダー」を見るのが最も確実です。保存先は同じ画面の「フォルダーを変更」から変更できます。
保存先を変更していない場合は、通常Packages配下のContentフォルダが使われます。既定パスを確認するだけなら、%LOCALAPPDATA%\Packages\AMZNKindle.AmazonKindleReadingApp_m1sc522ngdk36\LocalState\Classic\ContentをWin + Rから開くのが簡単です。本が見つからない場合は、現在の保存先、ダウンロード状態、Amazonアカウント、旧My Kindle Contentとの混同を順番に確認してください。また、AZW、voucher、.azw.res、.azw.mdなどは関連データとして管理されるため、個別に移動・削除・リネームしないようにしましょう。



