Calibreとは?

Calibre(キャリバー)は、電子書籍の管理・整理・形式変換を行える完全無料の電子書籍管理ソフトです。Windows・macOS・Linuxに対応しており、EPUB、MOBI、AZW3、PDFなど多数の電子書籍フォーマットを扱えることから、世界中で広く利用されています。

特に、Kindleで購入した電子書籍をPC上で管理したい、PDFやEPUBとして扱いたいと考えるユーザーの間では、Calibreは定番ツールとして知られています。電子書籍をライブラリとして一元管理できるほか、形式変換、メタデータ編集、端末との同期など、多機能な点が大きな特長です。イメージとしては、音楽管理におけるiTunesを電子書籍向けに拡張したソフトと考えると分かりやすいでしょう。

一方で、Kindle書籍に施されたDRM(コピーガード)や、近年主流となっているKFX形式の影響により、「Calibreで変換できない」「思った通りに扱えない」と感じるケースも増えています。そのため現在では、Calibreでできること/できないことを正しく理解した上で使うことが、非常に重要になっています。

本記事では、Calibreの基本的な機能や使い方に加えて、Kindle書籍(DRM・KFX形式)を扱う際の現状と注意点、実際に取れる選択肢について、2026年時点の情報をもとに整理していきます。

Calibreの基本情報と主な機能

Calibre(キャリバー)は、Windows 10以上、macOS、Linuxに対応しており、日本語を含む多言語環境で利用できます。完全無料で提供されている点も大きな特長で、個人利用から大量の電子書籍を管理したいユーザーまで、幅広く支持されています。

Calibreの基本情報
  • • 公式サイト:https://calibre-ebook.com/ja
  • • 対応OS:Windows / macOS / Linux
  • • 対応言語:日本語を含む多言語対応
  • • 主な対応形式:EPUB、MOBI、AZW3、PDF、TXT ほか
  • • 主な対応リーダー:Kindle、Kobo、Nook、PocketBook など

Calibreの最大の強みは、電子書籍を「ライブラリ」として一元管理できる点にあります。著者名やシリーズ名、タグ、評価などの情報を自由に編集・整理できるため、冊数が増えても目的の書籍をすぐに探し出せます。特に、複数のストアや形式で電子書籍を購入・保存しているユーザーにとって、管理効率を大きく向上させてくれるツールです。

また、Calibreは電子書籍フォーマットの相互変換にも対応しており、EPUBからPDF、AZW3からEPUBなど、用途や端末に合わせて形式を変更できます。変換時には、フォント、余白、文字サイズ、出力プロファイル(タブレット・スマートフォン向けなど)を細かく調整できるため、読みやすさを重視したカスタマイズも可能です。

さらに、メタデータや表紙画像の編集機能も充実しています。書籍情報が正しく表示されない場合でも、Calibre上でタイトル・著者名・表紙を修正できるため、Kindleなどの電子書籍リーダーに転送した際の表示崩れを防ぐことができます。

電子書籍リーダーとの同期機能もCalibreの代表的な機能の一つです。USB接続を通じて、KindleやKoboなどの端末に書籍を転送したり、コレクション単位で整理したりすることが可能です。日本語書籍に関しては、縦書き表示に対応している点も、日本のユーザーにとって重要なポイントと言えるでしょう。

このように、Calibreは単なる「変換ソフト」ではなく、電子書籍の管理・変換・整理・転送をまとめて行える総合ツールです。ただし、Kindle書籍に関してはDRMや配信形式(KFXなど)の影響を受けるため、すべての書籍が同じように扱えるわけではありません。その点については、次のセクションで詳しく解説していきます。

Calibreの安全性について(公式入手・注意点)

Calibreは、オープンソースとして長年開発・公開されている電子書籍管理ソフトであり、世界中のユーザーに利用されています。公式サイトからダウンロードした場合、ウイルスやマルウェアが含まれる心配はほとんどありません。

実際に、Calibre本体は

  • インストール時に不審な権限を要求しない
  • 常駐プロセスや外部通信を強制しない
  • 広告や不要なバンドルソフトを含まない

といった点からも、一般的なフリーソフトの中では安全性が高い部類に入ります。ただし、Calibreを利用する際に注意すべき点もあります。

非公式プラグインの扱いには注意が必要

Calibreは拡張性が高く、多数のプラグインを追加できますが、すべてのプラグインが公式開発・公式配布ではありません。特に、DeDRMやKFX関連のプラグインは、コミュニティベースで配布・更新されているものが多く、導入する場合は以下の点に注意してください。

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  • 配布元が明確か(GitHub等)
  • 更新履歴や利用者の報告が確認できるか
  • 不審な実行ファイルを含んでいないか

信頼できないサイトから入手したプラグインを導入すると、セキュリティリスクが生じる可能性があります。

Kindleのアカウント停止や検知リスクについて

Calibreやプラグインを使った処理は、基本的にPC上のローカル環境で完結します。そのため、処理内容が直接Amazon側に送信される仕組みはありません

ただし、Kindleの利用規約やDRMに関する取り扱いは地域や時期によって変更される可能性があるため、個人で購入した書籍のバックアップや自分が所有する端末で読むための形式変換といった私的利用の範囲に留めることが前提となります。

Calibreの使い方:ダウンロードとインストール

Calibreは公式サイトから無料でダウンロードでき、特別な設定を行わなくてもすぐに利用開始できる電子書籍管理ソフトです。インストール手順自体は非常にシンプルですが、必ず公式サイトから入手することが重要です。

ダウンロード手順

Step1
Calibreの公式サイトにアクセスして、ナビゲーションバーの「ダウンロード」をクリックします。

 

Step2
使用しているOS(Windows/Mac/Linux)に対応したバージョンをダウンロードします。

 

Step3
ダウンロードが完了したら、インストーラー(例:calibre-64bit-xx.x.x.msi)を起動します。

インストール手順(Windowsの場合)

Step1
インストーラーを起動し、使用許諾書に同意して「Install」をクリックします。

 

Step2
数分でインストールが完了するので、「Finish」をクリックして終了します。

Step3
デスクトップまたはスタートメニューからCalibreを起動します。

tips icon
※Calibreはデフォルトで日本語に対応しているため、初回起動時に言語設定を変更する必要はありません。

Calibreの使い方:KindleのDRMを解除する方法【プラグイン必要】

Kindleで購入した電子書籍は、通常はKindleアプリやKindle端末でのみ閲覧できます。これは、書籍にDRM(デジタル著作権管理)が施されているためです。
Calibre本体にはDRM解除機能は含まれていませんが、外部プラグインを導入することで、条件次第ではKindle書籍をPDFやEPUBに変換できる場合があります

ここでは、無料で試せる選択肢として、CalibreとDeDRMプラグインを使った基本的な流れを紹介します。ただし、近年はKindle側の仕様変更により、書籍や環境によって成功しないケースもある点を理解したうえで進めてください。

DeDRMプラグインをCalibreに導入する

作業を始める前に、次の点を確認してください。

チェックリスト
  • • Kindle for PCで書籍がPCにダウンロードできているか
  • • 保存されているファイル形式がAZW / AZW3か、KFX系か
  • • Calibreおよびプラグインが最新の安定版であるか

※ KFX形式のみで配信されている書籍の場合、以下の方法ではうまくいかないケースがあります。

Step1
DeDRMプラグインの配布ページ(GitHub)にアクセスし、最新の DeDRM_tools(ZIPファイル)をダウンロードします。

現在、DeDRMプラグインの公式版は実質的に更新が停止しており、最新の環境ではコミュニティによって継続更新されている「satsunoi版」などの派生ビルドが事実上の最新版として利用されるケースが多くなっています。

Step2
ダウンロードしたZIPファイルを右クリックし、すべてを展開してください。

Step3
Calibreを起動し、環境設定 >プラグイン >「ファイルからプラグインを読み込む」をクリックします。

Step4
先ほど解凍したDeDRM_toolsフォルダを開き、その中にある「DeDRM_plugin.zip」を選択して、「開く」をクリックします。

Step5
セキュリティ警告が表示された場合は内容を確認したうえで進め、Calibreを再起動してプラグインを有効化します。

Kindle書籍をCalibreに追加する

Step1
続いてKindleのデスクトップ版を開いて、変換したい書籍をダウンロードします。

Step2
Calibreを起動し、「本を追加」からKindle書籍の保存フォルダ内のファイルを読み込みます。

Kindle for PCのコンテンツ保存フォルダからAZWファイルをインポートします。(Kindle for PC の「ツール」→「オプション」→「コンテンツ」から確認可能)

Step3
書籍が正常に読み込まれた場合、ライブラリにタイトルが表示されます。

PDFまたはEPUB形式に変換する

Step1
対象の書籍を選択し、右クリック →「本を変換」→「個別に変換」を選びます。

Step2
出力形式としてPDFまたはEPUBを指定します。

Step3
必要に応じて文字サイズや余白などを調整し、「OK」をクリックします。

Step4
変換が完了すると、Calibreのライブラリからその本を右クリック→「Open book folder」からCalibreの書籍フォルダ内でチェックできます。

Calibre DeDRMでKindleのDRMを解除できない原因と対処法

Calibreと外部プラグインを組み合わせても、Kindle書籍の読み込みや変換がうまくいかない場合があります。これは単純な操作ミスというよりも、近年のKindle配信形式・DRM仕様の変化や、プラグイン自体の対応状況の影響が大きいためです。ここでは失敗しやすい原因と、その状況に応じた現実的な対処法の考え方を整理します。

1. ファイル形式の問題:KFX系ファイルをCalibreが読み込めない

Kindle for PCの保存フォルダに.kfx/.kfx-zipなどがある場合、Calibre側がその形式を取り込めないと、変換メニューに進めないことがあります。

この場合に必要になるのは、まず 「KFX形式を取り込める状態にする」ための対応です。KFX Inputプラグインは、Calibre内の「新規プラグインを取得」から入手でき、KFX形式の取り込み・変換を可能にするためのものです。具体的な導入方法は、下記の記事をご覧ください。

KFX
KFXとは、最新のKindle電子書籍フォーマットで、高度な排版やインタラクティブ要素を含んでいます。この形式は、従来のMOBIやAZW3とは異なり、DRM保護が非常に強力です。この記事では、KFXファイルの特徴、旧形式(AZW、MOBIなど)との違い、Kindle本がKFX形式かどうか確認する方法、CalibreやBookFabを使ったDRM解除・PDF/EPUB変換方法について解説します。

注意:KFX系配信は年々増えており、取り込みはできてもDRM制約が残る場合があるため、読み込みできたということが即 DRM 解除につながるわけではありません。

2. プラグインの状態や設定による問題

Calibre に導入したプラグインが正しく動作していない場合、読み込み・変換が正常に実行されない可能性があります。これは次のような要因によって起こります。

想定される状態

  • プラグインのバージョンが古い、あるいは最新版と整合していない
  • プラグインが有効化されていない
  • プラグイン自体に競合がある
  • Calibre がプラグインを正しく読み込んでいない

確認ポイント

  • Calibre の「環境設定」→「プラグイン」画面に対象プラグインが表示されているか
  • プラグイン名・バージョンが正しく反映されているか
  • プラグイン有効化後に Calibre を再起動しているか

対応の考え方

  • プラグインが最新版であることを確認する
  • 安定性報告や issue の有無を公開リポジトリ(GitHub 等)で確認する
  • 一度削除してから再インストールするなど環境をリフレッシュする

3. 入手経路や保存方法の違いによる失敗

Calibre で変換・解除を試みる前提として、Kindle for PCで対象書籍をローカルに正常にダウンロードしていることが重要です。以前は Amazonウェブサイトの「Download & Transfer via USB」機能が使われましたが、この機能は2025年2月26日以降廃止されました。

そのため、ウェブから直接ファイルを取得・転送する前提が使えなくなって、WI-FI経由の配信やKindleアプリ/端末経由での同期が主流となり、ローカルファイルの取得方法が変わっている。

対応の考え方:

  • Kindle for PC の「オフラインで読める状態」にするまで確実にダウンロードしておく
  • 保存フォルダの場所を確認し、Calibre がそこを参照できる状態にする

4. DRM の強化と仕様変更に伴う再現性の低下

Kindle書籍のDRMはAmazonが継続的に仕様変更しており、同じプラグインや手順でも書籍や配信時期によって挙動が異なることがあります。特に近年は配信形式そのものが変わることが増えており、「同じ方法なら常に成功する」と断言できない現状があります。

注意すべき点

  • 同じ書籍でも別のデバイス/アカウントでは挙動が異なる場合がある
  • プラグイン更新と Kindle アプリ側の仕様変更のタイミングがずれて影響する場合がある

対応の考え方

  • 最新のプラグイン更新履歴やリリースノートを常にチェックする
  • 成功報告と失敗報告の両方を参考にしながら、環境の組み合わせを検討する
  • 「このバージョンなら必ず成功する」という保証は存在しないと考える

5. シリアル番号(KSN)や設定に関する誤解

一部の古い手法では、Kindle 端末や特定のダウンロード方法を使う際に「Serial Number(シリアル番号)」を設定することが言及されてきました。しかし、これは特定の状況下の対応策であり汎用解決策ではありません。現状では Kindle for PC の動作や配信形式の方が影響度合いが大きく、シリアル番号の入力だけで解決する類の問題ではない点を理解しておくことが重要です。

対応の考え方

  • シリアル番号設定は「必要になる場合がある」程度に認識し、状況に応じて設定画面(プラグイン構成画面)で確認する
  • 基本は書籍取得方法・形式・プラグイン対応状況を優先して検証する

CalibreでKindleのDRMを解除できない場合の代替ソフトについて

CalibreとDeDRMプラグインは、無料で試せる選択肢として魅力的ですが、近年のKindle DRM仕様や配信形式(特にKFX系)の変化により、環境や書籍によっては正常に処理できないケースも増えています

Kindle電子書籍のDRM(コピーガード)は頻繁に更新されており、プラグイン型ツールでは対応が後手に回りやすいのが現状です。そのため、安定性や成功率を重視する場合には、DRM解除を前提に設計された専用ソフトを検討する価値があります。

Calibre最適な代替案:BookFab Kindle 変換【最新形式Kindle本のDRM解除対応】

BookFab Kindle 変換は、最新のKindle電子書籍に採用されているDRM仕様やKFX形式を前提に開発された、スタンドアロン型の変換ソフトです。Calibreのように複数のプラグインを組み合わせて環境を調整する必要がなく、Kindle for PC に保存された書籍を自動検出し、DRM処理から変換までを一括で行える点が特長です。

「設定や検証に時間をかけたくない」「確実にEPUBやPDFとして使える形にしたい」というユーザーにとって、作業負担を最小限に抑えられる現実的な選択肢と言えるでしょう。

BookFab Kindle 変換30日間3冊無料変換
  • 最新のKindle DRM仕様・KFX形式に対応
  • Kindle for PCに保存された書籍を自動検出
  • AZW / AZW3 / KFXからEPUB・PDFへロスレス変換
  • 単一書籍から大量ライブラリまで高速処理
  • 購入すればBookFab Calibre プラグインを永久無料で利用可能
  • BookFab AudioBook 作成と連携して使用すれば、テキストをオーディオブックに変換可能

Kindleの暗号化方式が頻繁に更新される現在、その変化に継続的に対応できるかどうかが、ツール選びの大きな判断基準になります。自由度の高いCalibreは細かな調整や管理に向いている一方で、環境構築や検証に手間がかかる場面も少なくありません。
その点、BookFab Kindle 変換は最新のKindle仕様を前提に設計されたスタンドアロン型ソフトで、設定に悩むことなく、安定した変換処理を行える点が特長です。さらに、初回は最大3冊まで無料で変換できるため、購入前に実際の書籍で動作や変換品質を確認できるのも安心できるポイントです。

次に、BookFab Kindle 変換を使って、Kindle電子書籍のDRM解除とPDF/EPUB変換を行う具体的な手順を見ていきましょう。

BookFab Kindle 変換でKindleのDRMを解除する方法

変換前の準備
  • 1. Kindle for PCをダウンロードして、パソコンにインストールします。
  • 2. Kindle for PCを起動して、Kindleアカウントにログインします。
  • 3. 変換したい本をライブラリに追加して、Kindle for PCでその本をダウンロードします。

Step1
BookFabを起動して電子書籍を読み込む

左サイドバーにある「Kindle 変換」をクリックし、続いて更新アイコンをクリックして「Kindle for PC」からダウンロードされた電子書籍を読み込みます。「Kindle for PC」がインストールされていること、そして復号したい Kindle電子書籍が Kindle for PC を使ってダウンロード済みであることを確認してください。

Step2
Kindle電子書籍を復号する

復号したい電子書籍を選び、下の「変換&復号」ボタンをクリックします。BookFab Kindle 変換が自動的にファイルを解析・復号します。復号が完了すると、左側リストのステータスが更新されます。

Step3
復号済みのKindle電子書籍の表示と管理

復号済みの電子書籍は、右側に表紙・タイトル・著者名が表示されます。復号済みの電子書籍は、BookFab AudioBook 作成を使ってオーディオブックに変換したり、ローカルフォルダーをすぐに開いて確認したりできます。

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Tips:変換フォーマット(PDF/EPUB)は、画面右上の「設定」→「書籍ダウンロード」にて変更可能です。

BookFab Calibre プラグインを使ってKindleのDRMを解除する【新登場】

BookFab Calibre プラグインは、Calibreを使い続けたいユーザー向けに提供された、Kindle書籍のDRM解除を大幅に簡略化する専用拡張機能です。2025年12月に公開され、Calibreに統合することで、従来は複雑だったDRM解除処理をワンクリックで実行できるようになります。

このプラグインを利用すれば、Kindle書籍のDRM解除後のファイルが自動的にCalibreのライブラリへ戻されるため、別ソフトで解除してから手動でインポートする必要がありません。
Calibreの管理機能や操作感をそのまま維持しつつ、BookFab Kindle 変換と同等レベルの強力なDRM解除機能を活用できる点が最大の特長です。

「Calibreのライブラリ管理は手放したくないが、DRM解除の成功率や安定性を高めたい」というユーザーにとって、有力な選択肢と言えるでしょう。

  • Calibreと完全統合:ソフトを切り替えずにそのまま操作可能
  • 面倒な設定は不要、ワンクリックでKindle DRMを瞬時に解除
  • 解除後の本は、自動でCalibreライブラリへ即座にインポート
  • 「BookFab Kindle 変換」製品版ユーザーなら、追加料金なしで永久無料

ご注意: BookFabの新規ユーザーは3回まで無料Kindle DRM解除が可能。永久に利用できるためには、BookFab Kindle 変換を購入する必要があります。

BookFab Calibre プラグインの使い方

Step1
BookFab Calibreプラグインをダウンロード&インストール

上記の無料ダウンロードボタンよりBookFab Calibre プラグインの. zipファイルをダウンロードし、Calibreの環境設定を開き、「プラグイン」を選択し、「ファイルからプラグインをロード」を選択し、ダウンロードした.zipファイルを選択してプラグインをインストールし、Calibreを再起動して有効化します。

Step2
Kindle電子書籍をCalibreに追加

Kindle電子書籍をCalibreに追加し、書籍を選択してツールバーまたは右クリックメニューから「DRM を解除」を選択すると解除処理が開始されます。

Step3
Calibreで解除済み電子書籍を管理

解除後、DRMフリーのファイルは同じ書籍エントリに自動的に付与されるため、フォーマット変換、メタデータ編集、整理など、他の書籍と同様に扱えます。

Calibreの使い方・KindleのDRM解除に関するQ&A

Q

Calibreは安全ですか?どこからダウンロードすべき?

基本的にCalibreはオープンソースとして長年開発されているソフトで、公式サイトから入手する限り安全性は高いと考えられます。ダウンロードは必ずCalibre公式ページから行い、非公式の再配布サイトや改変版は避けてください。

A
Q

CalibreでKindle本が読み込めないのはなぜ?(AZW/AZW3とKFXの違い)

Kindle本の保存形式がAZW/AZW3 か KFX(.kfx / .kfx-zip)かで、Calibre側の扱いやすさが大きく変わります。
KFX系は構造が複雑で、Calibre単体では取り込みに制限が出ることがあり、「追加したのに変換できない」「内容が正しく表示されない」原因になります。KFX Inputは形式の取り込みに関係するプラグインで、DRMそのものとは別問題です。

A
Q

CalibreでPDFに変換したら文字が小さい/余白が大きい

これはCalibreの変換設定で改善できることが多いです。変換画面の 「ページ設定」 で出力プロファイルを端末に合わせる、余白(マージン) を小さくする、またはEPUB出力も試すと改善するケースがあります。

A
Q

「USBでダウンロードして転送」が使えない…以前と何が変わった?

Amazonは2025年2月26日から、購入したKindle本をPCへダウンロードしてUSB転送するための「Download & Transfer via USB」機能を廃止しました。これにより、以前の前提(PCに落として管理する)が通りにくくなっています。

A
Q

DeDRMプラグインはどれを使えばいい?「satsunoi版」って何?

DeDRM系は公式リリースの更新が止まり気味で、現在はコミュニティ由来の派生ビルド(例:satsunoi版など)が参照されることがあります。ただし、派生版は更新頻度や安定性が一定でない場合もあるため、入手元(GitHub)と更新履歴を必ず確認し、導入後はCalibre再起動まで含めて反映を確認してください。

A
Q

「DRM解除しても大丈夫?Amazonにバレない?」と不安です

一般論として、Calibreの処理自体はPCローカルで完結しますが、規約・法律・運用は地域や時期で変わり得ます。本記事は「個人のバックアップや自分の端末で読むための形式変換」を想定し、配布・共有など第三者に渡る利用は避ける前提で案内してください。

A

まとめ

今回はCalibreの使い方やKindleのDRMを解除する方法などを紹介しました。プラグインを入れると聞くと難しく感じるかもしれませんが、ファイルをインポートするだけなので初心者の方も心配する必要はありません。KindleをPDF化すればよりさまざまなデバイスで電子書籍が楽しめるようになるだけでなく、PDFに書き込めるアプリを使って、電子書籍にメモをすることができるようになります。

CalibreでKindleのDRMを解除できない際に、BookFab Kindle 変換という代替ソフトで最新版KindleのDRMを解除して、汎用性の高いEPUB形式に変換するのをおすすめします。新しく公開されたCalibreプラグインによってCalibreと直接連携し、よりスムーズで一体化した電子書籍管理体験をできます。ぜひ本記事を参考に、電子書籍の読書環境をより快適なものに整えてみてください。