Windows向けのEPUBリーダーソフト5選をご紹介!【無料・日本語対応・比較表あり】
要約: デジタル化が進み、電子書籍が日常的な読書手段として定着する中、その標準規格とも言える「EPUB」ファイルはますます重要な役割を担っています。画面サイズに合わせて文字レイアウトが自動調整されるリフロー機能や、画像・音声といったマルチメディアへの対応により、EPUB形式の書籍はこれまでにない快適で豊かな読書体験を提供してくれます。本記事では、「そもそもEPUBファイルとは何か?」という基礎知識から、WindowsパソコンでEPUBを快適に開くためのリーダーソフトの選び方、そして目的に合ったおすすめツールの具体的な活用方法までを分かりやすく解説していきます。

WindowsでEPUBを開くなら?まずは目的別にEPUBリーダーを選ぼう
Windows 10/11で無料で使えるEPUBリーダーを探している場合、最初に決めるべきなのは「ただ開きたい」のか、「本棚として管理したい」のか、「EPUBを別形式に変換したい」のかです。EPUBファイルはPDFのようにどのPCでも標準で開けるとは限らないため、用途に合ったEPUB読み込みソフトを入れておくとスムーズです。
| 目的 | おすすめEPUBリーダー | 向いている人 |
|---|---|---|
| とにかく無料でEPUBを開きたい | Sumatra PDF | 軽さ重視。EPUB、PDF、MOBIなどを素早く開きたい人 |
| EPUBを管理・変換したい | Calibre | 複数の電子書籍を整理し、EPUB変換もしたい人 |
| EPUBを音声で聞きたい | BookFab AudioBook 作成 | EPUBをオーディオブック化し、通勤中や作業中に聞きたい人 |
| DRM付きEPUBやACSMを扱いたい | Adobe Digital Editions | 図書館・出版社配布のAdobe DRM付き電子書籍を読む人 |
| 複数端末で読書環境をそろえたい | FBReader | Windows、Android、iOSなどでEPUB読書を続けたい人 |
Windows向けのEPUBリーダーおすすめ5選
ここでは、Windowsで使いやすいEPUBリーダーを5つ比較します。無料で使えるか、EPUB形式の変換に対応するか、日本語書籍を読みやすいか、音声化やDRM対応が必要かを軸に選ぶと失敗しにくくなります。
EPUBリーダー①:BookFab AudioBook 作成【EPUBを読む+音声化・変換したい人向け】
BookFab AudioBook 作成は、通常のEPUBリーダーというより、EPUBファイルを読み込み、自然な音声のオーディオブックへ変換できるWindows向けツールです。EPUBを画面で読むだけでなく、「目が疲れる」「移動中に本を聞きたい」「長い文章を音声化したい」という場合に特に便利です。

- EPUB電子書籍をオーディオブックに変換可能
- 日本語・英語の音声に対応し、複数の音色を選択できる
- スピード、ラウドネス、韻律、表現力、無音などを調整可能
- 発音ルールやエイリアス設定で読み間違いを補正できる
BookFab AudioBook 作成では、EPUBをインポートしてチャプターを選び、音声・言語・表現力・スピードなどを設定して変換できます。EPUB 変換の目的が「PDFにする」ではなく「聞ける音声にする」ことであれば、Calibreなどの一般的なepub 変換 フリーソフトよりも目的に合いやすいでしょう。
ポイント: DRM付き電子書籍の解除や規約違反になる変換は推奨しません。BookFabで扱う場合も、権利上問題のないEPUBファイルや自分で作成したテキストを音声化する用途で利用してください。
さらに、BookFab AudioBook クラウドエンハンサーと組み合わせれば、よりパーソナライズされた音声体験を作れます。読む・聞くを切り替えたい方には、単なるEPUBリーダー以上の選択肢になります。
限定セール: AudioBook 作成(無期限版)とAudioBook クラウドエンハンサー(1年ライセンス)のバンドルは、以下のリンクから限定割引40%OFFで購入できます。EPUBを音声化したい方は、無料体験版で変換の流れを確認してから判断するのがおすすめです。
BookFabでEPUBをオーディオブックに変換する手順

声の性別、年齢、スタイルを選べるため、小説、教材、ビジネス文書など内容に合わせた聞きやすい音声を作りやすくなります。

EPUBリーダー②:Calibre【無料・オープンソース・EPUB変換に強い】

Calibreは、Windows、macOS、Linuxで使える無料・オープンソースの電子書籍管理ソフトです。EPUBリーダーとして使えるだけでなく、電子書籍のメタデータ編集、ライブラリ整理、端末転送、EPUBから別形式への変換にも対応しています。
とくに無料で使えるEPUB変換ソフトを探している場合、Calibreは最初に試す価値があります。EPUB、MOBI、PDFなど複数形式を扱えるため、電子書籍を1か所で管理したい人に向いています。ただし、機能が多いぶん、単純にEPUBを開くだけならSumatra PDFのほうが軽快です。

使い方は、Calibreを起動して「本を追加」をクリックし、読みたいEPUBファイルを取り込むだけです。複数の電子書籍をまとめて登録し、著者名・タグ・評価・シリーズ名で整理できるため、本が増えてきた人ほど便利に感じるでしょう。
EPUBリーダー③:Sumatra PDF【Windowsで無料・軽量に開きたい人向け】

Sumatra PDFは、Windows向けの無料・軽量なドキュメントビューアーです。名前はPDFリーダーですが、EPUB、MOBI、CHM、XPS、DjVu、CBZ/CBRなど複数形式に対応しており、パソコン用の無料EPUB閲覧ソフトを探している方にとって、非常に使いやすい選択肢です。
起動が速く、画面もシンプルなので、「とりあえずEPUBファイルを開きたい」「ライブラリ管理や変換機能はいらない」という場合に向いています。一方、注釈管理、クラウド同期、EPUB変換、音声化といった機能は弱いため、読書体験を細かく調整したい場合はCalibreやBookFabも検討しましょう。

使い方は簡単です。Sumatra PDFを起動し、「ファイル」→「開く」からEPUBファイルを選択します。フルスクリーンで読みたい場合はF11キーを押せば、余計な表示を減らして読書に集中できます。
EPUBリーダー④:FBReader【複数端末でEPUBを読みたい人向け】

FBReaderは、Windows、macOS、Linux、Android、iOSなど複数環境で使える電子書籍リーダーです。公式情報では、EPUBのほか、fb2、mobi、HTML、RTF、プレーンテキストなどを開けます。Windows版はWindows 10/11向けに提供されています。
EPUBファイルを複数端末で読む習慣がある人や、軽めの読書アプリを使いたい人に向いています。ただし、FBReaderは2015年以降オープンソースではないため、「完全なオープンソースEPUBリーダー」を重視するならCalibreやSumatra PDFのほうが合います。

FBReaderでEPUBを追加する場合は、右上のメニューからファイルのインポートを選び、電子書籍が保存されているフォルダを指定します。基本的な読書用途なら十分ですが、EPUB形式の変換や音声化をしたい場合は、CalibreやBookFabと使い分けるのが現実的です。
EPUBリーダー⑤:Adobe Digital Editions【DRM付きEPUB・ACSM向け】

Adobe Digital Editions(ADE)は、EPUBやPDF形式の電子書籍を読むための無料eReaderです。とくに、公共図書館や出版社のサービスで配布されるACSMファイル、Adobe DRM付きEPUBを扱う場合に候補になります。
通常のDRMなしEPUBを読むだけなら、Sumatra PDFやCalibreのほうが軽くて扱いやすい場面もあります。一方で、購入先や図書館の案内でADEが指定されている場合は、Adobe IDで認証して読むのが安全です。

ADEを使う場合は、ソフトをインストールしてAdobe IDで認証し、対象のACSMまたはEPUBファイルを開きます。DRM付きファイルは無理に変換せず、提供元のルールに沿って閲覧しましょう。
EPUBリーダー5選を徹底比較
Windows向けEPUBリーダーは、無料かどうかだけで選ぶよりも、「開く」「管理する」「変換する」「聞く」「DRM付き書籍を読む」のどれを優先するかで選ぶのが大切です。
| 比較項目 | BookFab AudioBook 作成 | Calibre | Sumatra PDF | FBReader | Adobe Digital Editions |
|---|---|---|---|---|---|
| 主な用途 | EPUBの音声化・オーディオブック作成 | 電子書籍管理・閲覧・EPUB変換 | 軽量閲覧 | 複数端末での読書 | DRM付きEPUB/ACSM閲覧 |
| 無料利用 | 無料体験あり | 完全無料 | 無料 | 無料版あり | 無料 |
| 対応形式 | EPUB、TXT、M4B、MP3、OPUSなど | EPUB、PDF、MOBIなど多数 | EPUB、PDF、MOBI、CHM、XPSなど | EPUB、fb2、mobi、HTML、RTF、TXTなど | EPUB、PDF、ACSMなど |
| EPUB変換 | EPUB→音声ファイルに強い | EPUB形式 変換に強い | 非対応 | 基本は閲覧向け | 基本は閲覧向け |
| 音声化 | ◎ 高品質AI音声 | △ 読み上げ機能あり | × | △ 環境により対応 | × |
| DRM付きEPUB | DRMなしEPUB推奨 | 標準では非対応 | 非対応 | 一部保護形式に対応 | Adobe DRMに対応 |
| おすすめ度 | 聞く読書なら最有力 | 管理・変換なら最有力 | 軽さ重視なら最有力 | 複数端末派におすすめ | DRM/ACSM用途に必須級 |
EPUBとは?EPUB 2とEPUB 3の違い
EPUB(Electronic Publication)は、電子書籍で広く使われるオープンなファイル形式です。拡張子は「.epub」で、HTML、CSS、画像、メタデータなどを1つのZIPベースのコンテナにまとめた構造になっています。

EPUB 2とEPUB 3の主な違い
EPUB 2は、主にテキストと画像を中心とした電子書籍向けの規格でした。EPUB 3では、HTML5やCSSの活用、縦書き・右から左への表記、音声・動画、アクセシビリティなどの対応が強化されています。
- 日本語表示:縦書き、ルビ、右開きなどの対応がしやすい
- 表現力:HTML/CSSを活用したリッチなレイアウトに対応
- アクセシビリティ:読み上げやナビゲーション情報を扱いやすい
- 音声との連携:Media Overlayなど、テキストと音声を連動させる仕組みがある
ただし、EPUB 3対応をうたうソフトでも、日本語縦書きやルビ表示が完全とは限りません。日本語の小説や学術書を読む場合は、実際に手持ちのEPUBファイルで表示を確認するのが安全です。
EPUB変換が必要な場合:読むだけならリーダー、形式変更なら変換ソフトを選ぶ
EPUBファイルの形式変換を目的としている場合、用途によって選ぶべきツールが変わります。EPUBを開くだけならEPUBリーダーで十分ですが、PDF化したい、Kindle向けに形式を変えたい、音声ファイルにしたい場合は変換機能が必要です。
| 変換したい内容 | おすすめツール | 注意点 |
|---|---|---|
| EPUBをPDFやMOBIなどに変換 | Calibre | レイアウトが崩れる場合があるため変換後に確認が必要 |
| EPUBを音声化・オーディオブック化 | BookFab AudioBook 作成 | DRMなしEPUBや自作コンテンツでの利用が安全 |
| DRM付きEPUB/ACSMを読む | Adobe Digital Editions | 変換ではなく、認証して閲覧する用途 |
| EPUBをただ開く | Sumatra PDF / FBReader | 変換機能は期待しない |
なお、DRM付きEPUBを無理に解除して変換する行為は、購入先や配布元の規約、著作権上の問題につながる可能性があります。変換する場合は、自分で作成したEPUBやDRMのないファイルを対象にしましょう。
EPUBリーダーに関するよくある質問

Windows 11でEPUBファイルを開けない場合は?
Windowsで使える無料のEPUBリーダーでおすすめはどれですか?
無料で使えるおすすめのEPUB変換ソフトは何ですか?
DRM付きEPUBは普通の無料リーダーで読めますか?
EPUBリーダーとPDFリーダーの違いは?
まとめ:WindowsでEPUBを読むなら、用途に合うEPUBリーダーを選ぼう
WindowsでEPUBを読むなら、まずは目的をはっきりさせましょう。無料で軽く開きたいならSumatra PDF、電子書籍をまとめて管理し、EPUB変換もしたいならCalibre、複数端末で読みたいならFBReader、DRM付きEPUBやACSMならAdobe Digital Editionsが候補です。
一方で、EPUBを「読む」だけでなく「聞く」読書に変えたいなら、BookFab AudioBook 作成が便利です。EPUBファイルをインポートし、自然なAI音声でオーディオブック化できるため、通勤中、運動中、作業中でも本の内容を楽しめます。まずは無料体験版で、自分のEPUBファイルがどのように音声化できるか試してみてください。




